当サイト運営者である私も気になったので、徹底的に調べてみました。
後述しますが、約3,000人にアンケートもしています!
意味の違いはない
意味の違いはありません。「美容室」と「美容院」は同義語です。
辞書的な意味でいうと、
美容師が、パーマなどの美容術を施す営業施設。美容室。
引用:Weblio
です。
「美容室」は辞書に載っていない
ヤフー知恵袋でも一時期話題になったのですが、なんと辞書には「美容室」が載ってないとのこと。
ネット辞典として最大手のWeblioで調べてみると、確かに以下のように書かれていました。
「美容院」に同じ。
引用:Weblio
出てくるっちゃ出てくるのですが、
- メイン:美容院
- サブ:美容室
のような扱いです。
どっちが一般的?使われ方をリサーチ
とは言えこの令和時代、「美容室」と「美容院」どちらのワードも幅広く同じように使われているように感じます。
ですので、どちらが一般的なのか?より主流なのか?を独自リサーチしてみました。
Twitterアンケート
一般人の感覚をつかむためにツイッターアンケートを実施。
【拡散希望】
「髪をカットしてもらうお店」のことをどのように呼びますか?— かみきろっと (@kamikirotto) 2021年3月17日
なんと3,112人もの一般の方々がご協力してくれました!ありがとうございます!!
名称 | 人数 | 割合 |
美容室(びようしつ) | 998人 | 32.1% |
美容院(びよういん) | 1,661人 | 53.4% |
この結果から見てみると、どうやら美容院の方がよく使われているようです。
「院」の勝ち!
検索エンジン(Google、Yahoo!、Bing、DuckDuckGo)
マイナーな検索エンジンもありますが、ダックダックゴーとか。それぞれ調べてみました。
キーワードの検索結果数を比較しています。
※Yahoo!の検索エンジンもGoogleアルゴリズムがベースになっていますが、味付けが違うので念のため検証しました。
Yahoo! | Bing | DuckDuckGo | ||
美容室 | 約9.7億件 | 約9.9億件 | – | – |
美容院 | 約8.3億件 | 約8.6億件 | – | – |
と4つ調べましたが、Bingとダックダックゴーは検索結果数が表示されませんでした。そういう仕様なんですかね、今回初めて知りました。
「室」の勝ち!
リスティング広告ツール
Googleのリスティング広告(検索結果の一番上に出てくる広告枠)のツールで、月間どのくらい検索されているかを調べられます。
- 美容室:45万件
- 美容院:36.8万件
データ、数字は噓をつきません。
「室」の勝ち!
サロン専門メディア(ホットペッパービューティ、ミニモ、楽天ビューティ)
ヘアサロン業界での大手3社メディアでの検索結果数。2021年3月時点。
ホットペッパービューティ | ミニモ | 楽天ビューティ | |
美容室 | 31,193件 | 999件 | 405件 |
美容院 | 21,030件 | 361件 | 31件 |
楽天ビューティの掲載店舗数もっと多いはずなんですが、結果としては上記の通りでした。
「室」の勝ち!
インスタのハッシュタグ数も調べてみました。
- 美容室:1239万件
- 美容院:455万件
なんと2倍以上の差が。今回のリサーチの中ではもっとも差が大きくなりました。
「室」の勝ち!
大手サロン(EARTH、Agu)
最後に、大手チェーン系サロンの公式HPでは、「美容室」と「美容院」どちらの表記をメインで使っているかも調べました。
※公式HP全体を見ながら、主観・独断で判断させて頂きました。
特にAguの方は運営会社ページを見ると、「美容室」というワードが随所で使われています。
「室」の勝ち!
結論:どっちも同じくらい使われている
ほとんどのリサーチで「美容室」の方が優勢でした。
しかしながら、もっとも信憑性のあるアンケートでは「美容院」派が優勢。
結論としては1番ダメなやつになりますが、
「美容室」と「美容院」どちらも同じくらい一般的に使われている。
とさせてください。
今回私が企画したアンケートが、たまたま年代やエリアが偏っていた可能性があるので、時期を変えて、複数回また1000人以上対象にアンケートしたら、もしかしたら「美容室」が多数派になるのかもしれません。